とある東大生が鬱になった日(1)
こんにちは!ゆーのです。
初めましての方はぜひこちらの記事も読んでください!
本当は今日は「いよいよワークショップについて熱く語りたい!」と思ったのですが、予定を変更してお送りします!
<目次>
今日、また鬱の入り口に立った気がする
なんで予定を変更してまで、ちょっと陰気な記事を書こうかと思ったか。
実は最近多忙でなかなか休む時間を取れていなかったのですが、ついにさっき「あ、いま僕、鬱の入り口に立ってる」と思ってしまったからなんです。
...とここまで読んで、「おー、こいつも”ウツ”ってやつに蝕まれてんのか、大変そうだな」とどこか他人事のように感じている方がいれば声を大にして言いたい。
昔の僕もみなさんと同じように、鬱の人を可哀想とは思えど、まさか自分がなるとは思ってもみませんでした。
というわけで、僕が自分自身をきちんと見直すためにも、これから「鬱」について何回かに分けて記事を書いていきたいと思います。
「〇〇になったら、△△できるようになる!」
「高校生になったら勉強ができるようになるんだ〜」
「大学生になったら彼女ができるようになるんだ〜」
「就職したら、かっこいい大人になれるんだ〜」
この言葉たち、どこか聞き覚えがありませんか?
「〇〇になったら、(なにもしなくても)△△できるようになってる!」
この構文、誰もが人生で一度は信じたことがあるでしょう。
でも、みなさんの多くが”「努力」もせずに「自動的に」何かができるようになっているだなんて幻想だった”ということは自分の苦々しい体験とともに知っていることでしょう。
これ、昔の僕が想像していた「ウツ」と似ているんです。
「負担をためれば獲得できる称号:鬱」
みなさん、鬱についてこんな風に思っていませんか?
「特別辛いことが続いたら、”ウツ”になる」
でも、よく考えてください。
”特別辛いこと”ってなに?
そもそも、”鬱”ってなに?
こういうことがはっきりしていないのに
「特別辛いことが起きるまでは、自分は”ウツ”にはならない」
と信じてしまうのは、
「高校生になったら、(なにもしなくても)勉強できるようになってる!」
を信じてしまうことと、全く同じことです。
ゲームの中のキャラのHP(体力)ってありますよね。
敵にやられればやられるほど、HPを表す数字は減っていく。
みなさんは、知ってるはずです。
現実にHPを表す数字なんてないことを。
わかりやすい敵なんてどこにもいないことを。
だから、気づかないんです。
「特別辛いこと」がどんな敵で、いつ攻撃をしてきているのか。
「ウツ」がどんな心のHPの状態を表しているのか。
突然でした。
RPGみたいな世界を心のどこかで信じていた僕は、
ある日、教室で息ができなくなりました。
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(いいところでCM!みたいな終わり方ですいません。現在、午前1時。寝たかったのです...!)