長文読めない系人間が落合先生の「論文の読み方」を実践してみた
こんにちは!ゆーのです。
初めましての方はぜひこちらの記事も読んでください!
突然ですが、長文読むの苦手...って人いませんか?
というのも、僕自身がすごく苦手で...。
本や文章を読むのにすごく時間がかかってしまうんです。
すぐ集中力が途切れて同じところを何度も読んでしまうし、読み進めていくうちに「あれ、これ何が言いたいんだ?」と思ってしまって20ページ戻る...なんてことは日常茶飯事。
この前なんて、15ページ読むのに2時間かかりました...。
もう、イヤ!
でも、このままで将来大丈夫なワケがないので「卒論までに読めるように...」と思っていたところ、なんと転機が!タイミングのいいことにインターン先の会社で論文を2本読むというお仕事をいただいたのです!
<目次>
さて困った
家に帰って、一念発起。「僕は変わるんだ!」と固い決意のもと、読み始めました。
...読み始めて5分。
「お、今日は集中できてるじゃん!」と思ったのがフラグだった。
その直後から記憶がありません。
進捗、6行。
睡眠、8時間。
心は頑張って読もうとしているのに、どうも頭がついてこない。
同じところを読み返したり、所々で「どういうこと?」と思ったりしているうちに寝てしまったようです。
落合せんせー、助けて!
そんな時にふと思い出したのが、前にTwitterで見たこちらの記事。
「高速で論文がバリバリ読める」
...なんて素敵な響きなんでしょう。
でも、僕は論文だけではなく、どんな長文も読めない人間。(自慢ではありません)
果たして、効果はあるのか...?と疑心暗鬼な気持ちでフォーマットを使ってみました。
(実際のフォーマットは、ぜひリンク先の記事を覗いてみてください!)
読めた
結論:なんとか読める。
まったく眠気を感じることがなかったので「なんとか読めた」とは言っても、フォーマットがなかった時と比べてはるかに楽でした。
フォーマットがあったおかげで、読んでる途中に「あれ、これ何が言いんたいんだ?」となってしまう、いわゆる「迷子状態」がすごく減りました。
リンク先の記事を見ていただいたらわかるんですが、
フォーマットは
- 「研究がどんなものか?」
- 「先行研究と比べて、どこがすごいのか?」
- 「技術・手段の重要な部分はどこか?」
- 「研究の有効性はどう示されているか?」
- 「他にどのような議論があるのか?」
- 「次に読む論文」
という項目に分かれていて、論文のあらすじを読むだけで、だいたい1と3が埋まります。そして本文を読んでいくうちに2と4、そして5が埋まり、最後に参考文献で6が埋まる、という感じでした。
ちなみに、もちろんあらすじを読むだけで2を埋めることもできるとは思いますが、2は論文の主旨となるところなので、実際に本文を読んでしっかり理解したほうがいいと感じました。
失敗したこと
1つ失敗したのは、最初に
2.「先行研究と比べて、どこがすごいのか?」と
3.「技術・手段の重要な部分はどこか?」
を混同してしまったこと。
なんとなく1から順番に埋まっていくものだと思っていたせいで、2に研究の手段、3に研究の目的を書いてしまい、手段と目的の理解が逆転。「ん?この論文は結局何が言いたいんだ?」という迷子状態に陥りました。
また、文系の論文の場合はちょっと使い方が難しいと感じました。
僕が読んだのは比較的文系要素の強い論文だったので「有効性」や「他の議論」というところに何を当てはめていいかわからず、「有効性」「他の議論」のところは結局空欄に。どうやったら埋められるのか、意見・提案がある方、ぜひ教えてください!
結局「よかったこともあったし、わかんなかったこともあった」という、どっちともつかずな結論ですが今日はこれで以上!
では、次の更新まで、さよなら!
ちなみに読んだ論文はこちらです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nasemjournal/39/0/39_49/_pdf/-char/ja
http://www.ritsumei.ac.jp/kyoshoku/kankobutu/file/kiyo_special/01.pdf