温もりが欲しい君へ、君に一番フィットするZOZOスーツを送ります。(1)
僕は、「認められたい」と思う。
それは、言い換えられて、
温もりが欲しい、とか、
誰かにずっとそばにいて欲しい、とか、
そういう言葉として、世の中を闊歩している。
ZOZOスーツって、しっかり計測のため、
体にしっかりフィットするように作られているらしいんですが、
そんな、肌に密着するレベルで、
常に、「認められている」ことを感じていたい。
常に、「温もり」がほしい。
常に、「そばにいて」ほしい。
少なくとも、僕は、そう思っちゃいます。
常に感じていないと不安なんだもの。
でもね、結局ね。
一番、あなたのことを認めてくれるのは、
あなた しかいないと思う。
一番、あなたに温もりを与えてくれるのは、
服にためられた あなた の体温だったりするし、
一番、ずっと死ぬまでそばにいてくれるのは、
それも、きっと あなた だと思う。
そりゃ、偉くなったり彼氏できたりして
すごく温もりを感じたり、
認めてもらえた、
と感じることもあるでしょう。
それはそれで素敵だと思う。
でも、それっていつまで続くのかな。
なくなった途端、すごく不安になって、
どうしようもなくならないかな。
僕は不安です。
(続く)